05 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

tb: -- | cm: --

映画など・・・ 

「ピピ飛べないホタル:虫プロ」を皮切りに多数の映画及びドラマに当施設は協力しています。代表的な作品の一部をご紹介致します。
「長崎ぶらぶら節:東映 主演 渡 哲也・吉永小百合)」
「ほたるの星:角川、ほたるの星制作委員会」
「死螢:テレビ東京」
「火垂る墓・戦後60年特別ドラマ」
「俺は、君のためにこそ死ににいく(2007.6上映予定)。制作総指揮:石原慎太郎 制作:東映」のホタルシーンに全面協力しています。
http://www.chiran1945.jp/

20060630170620.jpg

板橋区ホタル飼育施設・外せせらぎでのゲンジボタル2006.6.13撮影

当施設では6年程前から自然の形で水路を作り、酸性雨や光害、Co2等の生態への影響を研究してます。漸く昨年からゲンジボタル18匹、ヘイケボタル57匹羽化し、自然のままの状態にし、今年はその子孫が多数羽化飛翔してます。今年の10月頃まで羽化していると思われます。

板橋区内の雨の平均PHは低いときで4.7、高くても6.2です。水路内の水は全て雨から貯めたもので、かなり汚れています。しかし、室内や水槽でのホタル再生はあくまでも予備的考えであり、本来の有るべき姿は野外で、ホタルを初め様々な動植物が自生する事です。

当施設がある高島平は昭和41年まではゲンジボタル・ヘイケボタルが生息していました。しかし、高度成長期と重なり、宅地造成等々でホタルや動植物は残念ながら完全に高島平から姿を消しました。

平成元年6月定例区議会に於いて、もう一度ホタルを板橋区にとの議員提案があり、当時の区長及び議会の賛成で始まる事になりました。当時は板橋区立温室植物園からスタートし、平成4年6月に現在の場所にホタル及び在来動植物を移し、平成5年に内せせらぎ(ガラスハウス)を作りました。当初計画は囲いも何もせずとの考えでしたが、酸性雨問題と光問題で、やむなくハウスを付けるしか方法はその時点ではありませんでした。現在は様々な生態学・科学・病理学を駆使し、アウトドアでのホタルが可能となりました。
スポンサーサイト

[edit]

tb: -- | cm: --

アメリカ・タフツ大学Dr.サラ教授来館 

 2006年5月26日アメリカからホタル研究者であるDr.サラ・レビュー教授が当ホタル飼育施設に来館されました。京都大学で学会があり、基調講演をしに来日しました。

 ご主人はハーバード大学医学部教授で、ご夫妻でホタル発光の研究をしています。当施設に共同研究の申し入れが有りました。非常に気さくで、奢ることなく謙虚な姿に人間の本質を見た感じが致しました。
通訳で来られた方のご主人は現役の有名な国立系(都内)医学部教授です。楽しい時間を持てました。

下記のアドレスがサラ教授の研究内容です。
http://www.tufts.edu/home/feature/?p=fireflies


Dr.サラ教授と

中央がDr.サラ教授(内せせらぎにいて)

[edit]

tb: -- | cm: --

モンゴル大使 

 6月25日月曜日、雨の降りしきる中、モンゴル大使のレイツェンドー・ジグジット公使様と三等書記官(文化・教育担当)様、通訳様が板橋区ホタル飼育施設に表敬訪問して下さりました。

 板橋区側は助役、国際交流課、ホタル飼育施設の主管課である、エコポリスセンター所長と私でご対応しました。

 モンゴル本国でもホタル(種類は不明だそうです)は生息しているそうですが、年々数が激減しているとの事です。

 当施設で好気性微生物群を研究繁殖させるのに「イトウ」や「イワナ」などを飼育繁殖してます。大使様は非常に驚き、是非とも本国モンゴルでイトウを増やして欲しいとの要請があり、私も板橋区側も困惑致しました。このイトウは私が18年前に板橋区立淡水魚水族館(一昨年廃館)勤務時からの子孫で、5世代目です。

 また、午後からは国連大学副学長である安井 至先生(東大名誉教授・環境学)もお越し下さり、皆々様の暖かい心に接する事が出来て公務として充実した日でした。

モンゴル大使と

一番左がモンゴル大使です。大使から施設に掛け軸を頂きました。

[edit]

tb: -- | cm: --

ホタルの持つ意味 

 関東近辺でもなかなかホタルの姿は見る事が出来なくなった今日であるが、関東近辺でも自然繁殖のホタルを見る事が出来るが、数は年々減少している。
 
 ホタルはいつも豊かな水が流れ、しかもホタル幼虫の主食である大小の巻貝(カワニナ等)が沢山いなければならない。巻貝が成長するのには、藻類などの植物性の食物が必要不可欠である。藻類は、魚が排泄する糞を初め水中に溶けている有機質の栄養を取り入れて繁殖する。また、ホタルが産卵やサナギになるには川岸に苔や柔らかい土が必要である。

 田畑で使われている科学肥料や農薬が川に流れ込むと、ホタルの幼虫ばかりではなく様々な生物が死ぬ事になる。ホタルを増やすと言う事は、多くの生き物や生活環境との関わりが重要であるか理解しなければならない。現在、ホタルは自然界においても生息数が激減しており、その優雅な光の舞を見せる事が大変少なくなった。

 人工飼育を繰り返すだけでは本当のホタルの保護とは言え無いところもある。大切な事は、もう一度ホタルが沢山いたときの環境に近づけ、ホタルが小川や池や湿地帯などに住み着き自然に繁殖していくことが出来て初めて保護されたといえると思う。一度壊された自然環境を取り戻すのは大変難しいと思うが、板橋区ホタル飼育施設のホタルに限らず、一緒に生活している動植物を見てもらい一人一人が自然環境の大切さを理解してもらえれば幸い思う。

 自然の裏腹が人工ではない。人工も自然の一部である。例えば、水槽や濾過槽等々は人工で有っても、中に棲む生命体の命や生長は人工では無く自然の摂理に従っている。人工と言う言葉を使うと成れば、私達人間がこの地球上に存在しない法がベスト。便利な世の中に棲む人々(当然ながら私も含む)は代償として自然?を失ったと思う。人間は破壊の名人。

20060627175405.jpg

*撮影:阿部宣男(板橋区ホタル飼育施設・ゲンジボタル内せせらぎ)

[edit]

tb: -- | cm: --

飼育と云う言葉は人間の不遜 

板橋区ホタル飼育施設では、「ホタルの光と人の感性」,「ホタルを援用した癒し空間の創成」及び「ホタル飼育の科学」の3つの大きな論旨から構成されている. ホタルの光に関する物理・数学的な考察に始まり,ホタルの光の感性工学的な評価に基づいた癒し空間の創成,ホタルの水圏環境を精査なモデリングによって確立した水圏環境によるホタル飼育の科学で締め括っている.したがって,本論文では,ホタルの光と人の感性について発光現象のゆらぎ特性が人に与える影響について最初に考察し,次に感性情報計測と福祉応用の面からホタルによる人工ミニ生態系を提案・評価した後,新たに考案したホタル飼育の科学について,それぞれの論旨の流れに沿って議論を展開する.

戦後の日本は,高度経済成長を遂げ,交通の高速化・情報化社会の進展など物質的には豊かになったが,90年代に入り,受験戦争や長期に及ぶ不況・リストラなどによって生活のゆとりが喪失するとともにストレス社会が深刻化した.近年の日本では,こうした景気低迷や受験戦争などによりストレス社会が助長され,人々の精神的疲労がますます深刻化する一方にある.このような時代を背景とし,癒しやヒーリングといった言葉が現在注目されるようになってもきている.かつてないほどの癒し関連商品需要の伸びは,現代人の精神の危機的な状況を象徴したものとも言えよう.また,医療・福祉現場やホスピスなどにおいては,現代医学をもってしても治療困難な人々が数多く存在し,精神的な癒しを日々求めている.これには,医療・福祉現場へ向けて何らかの癒し空間を適切な形態で提供するなど,医療・福祉環境の改善が希求される.

一方,潮騒,さざ波,あるいはそよ風を始めとする多くの自然現象は,人の精神への癒しとして注目を集めると同時に,その癒し効果を科学的・理論的に裏付ける研究が進められている.一般に,自然環境には,そよ風や川のせせらぎなど,人に快適さをもたらすと言われる1/fゆらぎを有する現象が存在することが知られている[武者利光:1998,ゆらぎ現象研究会:1991-2000].しかしながら,物質的な豊かさは,高度消費社会を生み,開発に伴う森林伐採・自動車の排気ガスによる大気汚染・生活廃水による河川の汚染などの自然環境破壊を引き起こし,元来自然が有する癒し効果の恩恵を受けづらくしている.自然環境の破壊は,地球温暖化やオゾン層破壊などの原因となるだけはでなく,そこで暮らしてきた多様な生物の生態系を奪い,種の存続さえも危ぶませている.さらに,急速な都市化・宅地化に伴い,人が自然と触れ合う機会が減少する傾向にあり,現代日本人の多くがそうした元来自然が有する癒し効果の恩恵を受けづらい状況にあるとも言える.同時に,こうした人工環境下において育った若年世代の自然に対する無関心さは,更なる自然環境破壊を助長する可能性もあると考えられる.

以上の社会的状況に鑑み,本研究では,このような自然環境が本来有する癒し効果に着目し,日本の豊かな自然環境の象徴の一つでもあり,幻想的な光で古くから日本人の心を魅了している昆虫"ホタル"(ホタルの光やその生態系としての水圏環境)を「癒し」の一つとして取り上げ,それが人々の心にどのような効果を及ぼすのかについて,その光の不思議と人の感性について実験的な検討を最初に行った.すなわち,ホスピスや福祉施設へ向けたホタルやそのミニ生態系による癒し空間創造を意識して,画像処理や統計処理などの工学的技法を駆使した発光現象の計測・解析を行うとともに,ホタルの発光パターンに見られるゆらぎ特性やフラクタル次元を評価した.同時に,ホタルの光が人の精神に及ぼす影響を感性工学的に官能評価した.しかしながら,これらの計測では,ホタルの発光パターンから得られる生物情報のある一面を考察しているだけであり,もう一つの重要な情報,光の色相とそのゆらぎについては言及していない.したがって,本研究では,ホタルの発光パターンが有する色相のゆらぎ,色相心理と感性情報計測の面からホタルの光と人の感性についてもさらに詳細な考察を加えた.

さらに,ホタルの光の色や色相変動が人の精神にどのような心理的効果をもたらすのかについても併せて検討した.次に,ホタルの発光パターンやゆらぎの研究[稲垣照美:2000, 阿部宣男:2003]に基づいて開発したバーチャルホタルイルミネーションシステムを利用し,人工のミニ生態系の有り方についても考察するとともに,人工の光が精神に及ぼす影響を感性工学的に考察することにより,ホスピスや福祉施設向けの癒し空間の実現を目指した.本研究で新たに開発したバーチャルホタルイルミネーションシステムは,天然のホタルを模擬した光を提供することができ,天然のホタルを鑑賞するのと同様な癒し効果を有することが期待できる.天然のホタルは夏のある一時期にしか鑑賞することができないが,人工のシステムではホスピスや福祉施設などの住人の要請に応じていつでも身近な場でホタルの光と癒しを感じてもらえるであろう.

我々日本人は,優雅に飛翔する淡い光に魅了されて万葉の時代からホタルを歌や詩にも度々登場させている.ホタルは,それだけ豊かな自然の象徴であり,日本に生息するゲンジボタルやヘイケボタルが継続的に発生し続けるためには,多くの条件が満たされなくてはならない.日本では,稲作とともにホタルの生息に最適な環境(適度な有機成分を含んだ水環境)を提供し続けて来たと考えられている[遊磨正秀:1996, 嘉田由紀子:1997, 小澤祥司:2000].そのため昭和30年の前半までは,都市近郊のあちこちでごく自然にホタルを見掛けることができた.ホタルが育つ環境は,全ての動植物,当然人類も含めて最適な生活環境であった.しかしながら,高度経済成長を境として田畑・沼地・小川などは,宅地や工場に姿を変え,それに伴う河川改修の影響などによりホタルを始めとする様々な動植物が次々に我々の周りから姿を消して行った.特に近年,ホタルは,都市化に伴う様々な開発や生活環境の激変に起因して自然界における生息数が激減しており,都市郊外でもその優雅な光の舞を見ることができなくなっている.ホタルは,いつも豊かな水が流れ,かつ河川に豊かな生態系が存在していなければ生き続けることができない.ホタルの餌となる巻貝(カワニナ)の生育には,藻類など植物性の餌が必要であり,藻類の生育には,魚類から排出される有機物やそれを分解するバクテリア類の存在が必要不可欠である.さらに,ホタルが産卵や蛹化するためには,川岸に苔類や柔らかい土壌が必要である.化学肥料,農薬及び工場排水などの流入は,ホタルの生態系だけではなく水圏環境を構成している様々な動植物群の死滅を意味する.また,ホタルは暗所でなければ繁殖することができず,人間の生活様式の変化に伴う光害も,ホタルの繁殖を阻害する要因となっている.一度破壊され尽くした自然環境を再生させることは極めて難しいと言える.現在,ホタルの保全や水圏環境の管理については,全国の様々な自治体や地域のコミュニティーでも実践され,様々な年齢層の人々が参加している[水と文化研究会:2000].このこと自体は,科学や環境教育上も望ましい動きである.しかしながら,ホタルの大量累代飼育を長期間に亘って科学的に成功した例は,多摩動物園のホタル飼育を例[萩野:1997, 1998]にとったとしても,ほとんど報告されていない.これは,その生態科学も含めてホタルの飼育に関する確固とした技術が確立されていないためであった.

ホタルの生態や飼育の方法については,これまで十分な系統的議論が展開されておらず,自然保護・保全の上でも科学的な知見が蓄積されて来たとは必づしも言い難い.
このことから,本研究では,自然生態系への回帰や環境保全のため, 板橋区役所資源環境部エコポリスセンター板橋区ホタル飼育施設(以下、板橋区ホタル飼育施設とする)においてホタルを中心とした水圏環境を生態槽内に試行的に再現し,世代継承へ向けた様々な実験的な考察を進めた[阿部宣男:2000, 2001, 2002, 2003].ここで報告する内容は,ホタルが生息し続ける上での必要十分条件,最適な水環境,土壌環境,温熱環境及び動植物群との共生関係であり,水圏環境の自然回帰へ向けたホタル生態系の設計と構築を目的とした閉鎖型ミニ生態系の模擬と数世代継承の成果である.これは,大量飼育に関する成果であり,これまで誰もが実現し得なかった成果である.さらに本研究では,これらの成果を基に,ホタルを基軸としたより自然に近い生態系の模擬に向けて板橋区ホタル飼育施設内に新たな疑似生態系を創成した.すなわち,これまでに提案したホタル生態槽をスケールアップし,より現実的な生態環境への接続について実験的な検討を加えた.これは,都市近郊においてもホタルが自然の姿ありのままで乱舞する光景を実現するための第二段階の試みである.人工的な飼育では,如何なる形態であってもホタルの真の保護とは言い難く,身近な自然ありのままの生態環境の中でホタルが定着し,優雅な光の舞を未来永劫継承し続けてこそ初めて真の保護と言える.ここでは,ホタルに最適な自然の生態系を精査し,適切な生態系のモデリングに基づいて「せせらぎ」のある疑似生態系を創り上げた.さらに本研究では,この空間を様々な階層の人々に体験してもらい,感性工学的にホタルの疑似生態系が人々の精神に及ぼす影響についても合わせて考察した.将来的には,創成した疑似生態系で培ったホタル飼育の技術を実際の自然生態系へ発展・応用するとともに,せせらぎ空間を福祉・情緒・環境教育の場としても活用する.昨今,商業的な立場からホタルを大量購入して乱舞させ,遠隔地域から遺伝的にも遠いホタルを移入しているような現状が見受けられるが,これらの動きには生態学的にも問題がある[嘉田由紀子:1997, 小澤祥司:2000].しかしながら,ある地域のホタルが失われてしまった以上,出来る限りその地域固有の遺伝形態に近いホタルを継続的に保全することは,極めて重要なことでもある. 一方で、これらの成果をビル屋上に空中庭園として導入することで,近年問題となっているビルの省エネルギー化,二酸化炭素削減などの環境問題,また情操教育・心の癒しなどの社会的効果が期待される.

NEC_0041.jpg

ホタルの光と飛ぶ光跡を研究していく過程で、オーロラもホタルと同じ1/fの「ゆらぎ(癒し効果)」が有る事を突き止めた。写真は茨城大学工学部稲垣教授と共に制作した「オーロラ」を三次元的に空間に出せる装置を開発し、同時に論文発表も行った。

[edit]

tb: -- | cm: --

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

ブロとも申請フォーム

天気予報

QRコード

「小倉百人一首」

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。