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教育改革に必要なものは? 

 安倍総理が最重要課題として教育改革を掲げています。10月18日に「教育再生会議(野依良治座長)初会合を開きました。安倍首相は「美しい国」を造る上で絶対条件が「教育」と言っています。今の世の中は「デジタル化」されており、日本人の子供には感性が失われているように思われます。バーチャルの画像が本物になり、現実が虚像に写っているのです。考えられない事件などは正しく脳はβ波で埋め尽くされています。例えば、ゲンジボタルの自然発生での光を見ている脳と、自然発生している箇所から人為的に運ばれ、ホテルなどの庭園に放されたホタルの光は一見同じに見えますが、実は全く正反対です。ゲンジボタルは自分が生まれ育った環境=地場を覚えています。そこで安心して飛翔し、メスに光により求愛行動をとります。この時の光は正しく「癒し効果」があるα波に人間の脳は8割方埋め尽くされ癒されるのです。しかし、放されたホタルは自分が育った地場では無いと瞬時に悟り、威嚇光のみ放します。これが人間の脳の中はβ波に埋め尽くされホタルそのものも理解されず、ただ興奮の坩堝となります。これらの実態は様々な学会で発表し評価も得ています。

 学校などで盛んにホタル舞うビオトープと称して自然体験(情緒教育)だと豪語している方々も多々おりますが、無責任極まり無い事を認識すべきです。ホタルの殆どが採取したり、業者から個体を購入し、いかにも此処で育ったように見せかけているだけです。

ホタルの光には以下の三つあります。

1.求愛光=α波があり、人の心が癒される。

2.刺激光=θ波が多くなり、人の眠気を誘う。

3.威嚇光=β波で脳は完全に埋め尽くされ、人の判断力も失われ、身勝手な行動や考えられない言動を吐いたりする。威嚇光に非常に近いのはコンピューターやクリスマスなどに使うネオンやイルミネーションそして人為的(生態情報に基づくものは別)な照明。


参考論文
2003年
感性工学研究論文集Vol.1No.1.pp.35-44 2003
「ホタルの光と人の感性について」 -発光現象のゆらぎ特性-
阿部宣男(茨城大学理工学研究科・板橋区ホタル飼育施設)稲垣照美(茨城大学)石川秀之(茨城大学大学院理工学研究科)松井隆文(茨城大学大学院理工学研究科)安久正紘(茨城大学大学院理工学研究科)

2003年
感性工学研究論文集Vol.3No.2.pp.41-50 2003
「ホタルの光と人の感性について」-感性情報計測と福祉応用-
阿部宣男(茨城大学大学院理工学研究科・板橋区ホタル飼育施設)稲垣照美(茨城大学)木村尚美(茨城大学大学院理工学研究科)松井隆文(茨城大学大学院理工学研究科)安久正紘(茨城大学大学院理工学研究科)

 10人十色で、考え方は人それぞれ違います。当然教育の方法も違いがあります。しかし、教育に過去や現代社会の矛盾を指摘した場合には伝統・文化までも捨て去る事になりかねません。幾ら議論しても自然体験や自然若しくは自然に触れ合う機会が無ければ、全く教育改革には繋がりません。「三つ子の魂百まで」と素晴らしい言葉が日本語にあります。今の子供達は全くと言っていい程、自然に触れ合う事は無く、テレビやコンピューターに翻弄されています。学校でも何処でも本物の自然が無く、騙しの世の中に変わり果てました。当然ながら教える教員の質も問われます。教員の脳がβ波であれば、教わる側はα波の活性化などは当然無いのです。「癒し=穏やかさ」とはの言葉の意味すら理解出来ないのが現状です。美しい日本の風情や情緒は日本の原風景から生まれています。ホタルはそう言う中で静かに光を放し、謙虚に健気に生き続けています。奢る事のない姿勢こそ教育に必要不可欠です。
 
 現代の子供に私はホタルを通じて「感動」「感激」「感謝」を伝えています。何見ても感動しない、何に触れても感激しない、ましてや人や自然などに感謝もしない!と言った具合になっている現実を再認識して頂きたいです。また、本物の美しさを見いだす時に自然と人と人との関わりに興味が湧き、何かを置き忘れてしまった現在に大切な事を生み出してくれると思います。

 人間はどんな環境下でも、人種、性別、年齢関係無く自然から得る権利は皆同じだと思っています。私達の研究で、目のご不自由な方にホタルの光をどう見せるか?耳のご不自由な方に虫の音などをどう聞かせるか?意識不明の方にどの様に言葉を伝えるか?を考えました。下記の論文がその内容です。同時に仕組みを特許申請し受理されました。

2005年11月 
感性工学研究論文集Vol.6No.1.pp.61-71 2005
「ホタルの光と人の感性について」-生物情報に基づいた光音相互交換システムの開発と福祉応用-
稲垣照美、安達政伸、阿部宣男(茨城大学大学院理工学研究科)



内せせらぎ内のバイカモ

板橋区ホタル飼育施設「内せせらぎ」上流に根付いて11年目の梅花藻(バイカモ)
学名:Ranunculus nipponicus var. submersus
バイカモは非常に洗礼された水系にしか生息しない藻の一種です。
沈水植物・キンポウゲ科。水温15℃前後を保つ澄んだ湧水を好みます。川の水底に群生し、流れに逆らう事無く、這うように育つ鮮やかな緑色をした多年生水草です。手のひら状の葉が特徴で長さ約50㎝前後に育つ藻です。初夏から早秋にかけて水面上に梅の花の様な白い花が咲きます。バイカモ好む水生昆虫はハリヨ等のトゲウオ科の好物であり、バイカモが贈繁殖する事で急流をさえぎり、ハリヨの巣作り・産卵に絶好の場所を提供します。
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自殺志願者の方へ、ちょっと待った!! 

 近年、自殺者が急増している背景には心の病があります。私は残念でなりません。板橋区役所の職員も年間3人程度自殺しているのが現状です。「生きたい」と思い病と闘っている人もいれば、自殺する人もいます。10月20日に自ら命を絶った職員がおりました。私は非常に悲しみと怒りに苛まれています。彼は母と弟との暮らしで母は数年前に他界しました。お父様はかなり前に御仏となっていました。彼の現在のセクションは土木部みどりと公園課でした。当施設のセクションは資源環境部エコポリスセンターですので直接には関わり合いは無いですが、ホタル飼育施設は8年前までは土木部みどりの課に属しており、自殺した彼も何度となくホタルに来てお手伝いをしてくれておりました。

 板橋区役所で何故故に自殺者が後を絶たないかは「責任転嫁」「身勝手」「自分本位」の固まりであるからです。公務員としての資質にも問題があります。上ばかり気にしていて部下を蔑ろにしている結果です。自殺した方々は当然なる「理由」が存在します。2年程前にも戸籍課の女子職員が本庁舎一階女子トイレで首つり自殺しました。原因は明らかに「いじめ」でした。しかし、人事当局は「異性間のもつれ」として片づけました。死に逝く人よ!今一度考えて下さい。気が滅入ったら是非、ホタル飼育施設に来て、本来の日本の原風景を見て下さい。きっと「生きる」術が見いだせると思います。
 
【参考資料】(自殺者統計) 
H18年6月発表 警察庁統計資料
http://www.t-pec.co.jp/mental/2002-08-4.htm

お亡くなりになりました職員に心より哀悼の意を表すと共に、二度と悲しい出来事がない事を心より祈ります。合掌

以下は私の学位論文から抜粋した文章です。

 戦後の日本は、高度経済成長を遂げ、交通の高速化・情報化社会の進展など物質的には豊かになりましたが、90年代に入り、受験戦争や長期に及ぶ不況・リストラなどによって生活のゆとりが喪失するとともにストレス社会が深刻化しました。近年の日本では、こうした景気低迷や受験戦争などによりストレス社会が助長され、人々の精神的疲労がますます深刻化する一方にあります。このような時代を背景とし、自殺者が後を絶ちません。癒しやヒーリングといった言葉が現在注目されるようになりました。かつてないほどの癒し関連商品需要の伸びは、現代人の精神の危機的な状況を象徴したものとも言えます。また、医療・福祉現場やホスピスなどにおいては、現代医学をもってしても治療困難な人々が数多く存在し、精神的な癒しを日々求めています。これには、医療・福祉現場へ向けて何らかの癒し空間を適切な形態で提供するなど、医療・福祉環境の改善が希求されます。一方、潮騒、さざ波、あるいはそよ風を始めとする多くの自然現象は、人の精神への癒しとして注目を集めると同時に、その癒し効果を科学的・理論的に裏付ける研究が進められています。一般に、自然環境には、そよ風や川のせせらぎなど、人に快適さをもたらすと言われる「1/fゆらぎ」を有する現象が存在することが知られています[武者利光:1998,ゆらぎ現象研究会:1991-2000]。

 しかしながら、物質的な豊かさは,高度消費社会を生み、開発に伴う森林伐採・自動車の排気ガスによる大気汚染・生活廃水による河川の汚染などの自然環境破壊を引き起こし、元来自然が有する癒し効果の恩恵を受けづらくしています。自然環境の破壊は、地球温暖化やオゾン層破壊などの原因となるだけはでなく、そこで暮らしてきた多様な生物の生態系を奪い、種の存続さえも危ぶませています。さらに、急速な都市化・宅地化に伴い、人が自然と触れ合う機会が減少する傾向にあり、現代日本人の多くがそうした元来自然が有する癒し効果の恩恵を受けづらい状況にあるとも言えます。同時に、こうした人工環境下において育った若年世代の自然に対する無関心さは、更なる自然環境破壊を助長する可能性もあると考えられます。

 以上の社会的状況に鑑み、本研究では、このような自然環境が本来有する癒し効果に着目し、日本の豊かな自然環境の象徴の一つでもあり、幻想的な光で古くから日本人の心を魅了している昆虫"ホタル"(ホタルの光やその生態系としての水圏環境)を「癒し」の一つとして取り上げ、それが人々の心にどのような効果を及ぼすのかについて、その光の不思議と人の感性について実験的な検討を最初に行いました。ホスピスや福祉施設へ向けたホタルやそのミニ生態系による癒し空間創造を意識して、画像処理や統計処理などの工学的技法を駆使した発光現象の計測・解析を行うとともに、ホタルの発光パターンに見られるゆらぎ特性やフラクタル次元を評価しました。同時に、ホタルの光が人の精神に及ぼす影響を感性工学的に官能評価しました。しかしながら、これらの計測では、ホタルの発光パターンから得られる生物情報のある一面を考察しているだけであり、もう一つの重要な情、光の色相とそのゆらぎについては言及していませんでした。本研究では、ホタルの発光パターンが有する色相のゆらぎ、色相心理と感性情報計測の面からホタルの光と人の感性についてもさらに詳細な考察を加えました。さらに、ホタルの光の色や色相変動が人の精神にどのような心理的効果をもたらすのかについても併せて検討しました。次に、ホタルの発光パターンやゆらぎの研究[稲垣照美:2000, 阿部宣男:2003]に基づいて、人工のミニ生態系の有り方についても考察するとともに、ホタルの光が精神に及ぼす影響を感性工学的に考察することにより、ホスピスや福祉施設向けの癒し空間の実現を目指しました。本研究で新たに開発した「バーチャルホタルイルミネーションシステム」(特許出願中)は、天然のホタルを模擬した光を提供することができ、天然のホタルを鑑賞するのと同様な癒し効果を有することが期待できます。天然のホタルは夏のある一時期にしか鑑賞することができませんが、人工のシステムではホスピスや福祉施設などの住人の要請に応じていつでも身近な場でホタルの光と癒しを感じてもらえます。

 我々日本人は、優雅に飛翔する淡い光に魅了されて万葉の時代からホタルを歌や詩にも度々登場させているホタルは、それだけ豊かな自然の象徴であり、日本に生息するゲンジボタルやヘイケボタルが継続的に発生し続けるためには、多くの条件が満たされなくてはなりません。日本では、稲作とともにホタルの生息に最適な環境(適度な有機成分を含んだ水環境)を提供し続けて来たと考えられています[遊磨正秀:1996, 嘉田由紀子:1997, 小澤祥司:2000]。そのため昭和30年の前半までは、都市近郊のあちこちでごく自然にホタルを見掛けることができました。ホタルが育つ環境は、全ての動植物、当然人類も含めて最適な生活環境であります。しかしながら、高度経済成長を境として田畑・沼地・小川などは,宅地や工場に姿を変え、それに伴う河川改修の影響などによりホタルを始めとする様々な動植物が次々に我々の周りから姿を消して行きました。特に近年、ホタルは、都市化に伴う様々な開発や生活環境の激変に起因して自然界における生息数が激減しており、都市郊外でもその優雅な光の舞を見ることができなくなっています。ホタルは、いつも豊かな水が流れ、かつ河川に豊かな生態系が存在していなければ生き続けることができません。ホタル幼虫の食物である巻貝(カワニナ)の生育には、藻類など植物性の餌が必要であり、藻類の生育には,魚類から排出される有機物やそれを分解するバクテリア類の存在が必要不可欠であります。さらに、ホタルが産卵や蛹化するためには、川岸に苔類や柔らかい土壌が必要です。化学肥料、農薬及び工場排水などの流入は、ホタルの生態系だけではなく水圏環境を構成している様々な動植物群の死滅を意味します。また、ホタルは暗所でなければ繁殖することができず、人間の生活様式の変化に伴う光害も、ホタルの繁殖を阻害する要因となっています。一度破壊され尽くした自然環境を再生させることは極めて難しいと言えます。現在、ホタルの保全や水圏環境の管理については、全国の様々な自治体や地域のコミュニティーでも実践され、様々な年齢層の人々が参加しています[水と文化研究会:2000]。このこと自体は、科学や環境教育上も望ましい動きであります。

 このことから、当施設では、自然生態系への回帰や環境保全のため、 板橋区役所資源環境部エコポリスセンター板橋区ホタル飼育施設(以下、板橋区ホタル飼育施設とする)においてホタルを中心とした水圏環境を生態槽内に試行的に再現し、世代継承へ向けた様々な実験的な考察を進めました[阿部宣男:2000, 2001, 2002, 2003]。ここで報告する内容は、ホタルが生息し続ける上での必要十分条件、最適な水環境、土壌環境、温熱環境及び動植物群との共生関係であり、水圏環境の自然回帰へ向けたホタル生態系の設計と構築を目的とした閉鎖型ミニ生態系の模擬と数世代継承の成果でもあります。

 板橋区ホタル飼育施設内に「内せせらぎ」「外せせらぎ」を13年前から要しています。ホタル生態槽をスケールアップし、より現実的な生態環境への接続について実験的な検討を加えました。これは、都市近郊においてもホタルが自然の姿ありのままで乱舞する光景を実現するための第二段階の試みであります。人工的な飼育では、如何なる形態であってもホタルの真の保護とは言い難く、身近な自然ありのままの生態環境の中でホタルが自然に定着し、優雅な光の舞を未来永劫継承し続けてこそ初めて真の保護と言えます。
 この空間を様々な階層の人々に体験してもらい、感性工学的にホタルが人々の精神に及ぼす影響についても合わせて考察しました。ホタル飼育の技術を実際の自然生態系へ発展・応用するとともに、せせらぎ空間を福祉・情緒・環境教育の場としても活用いたしたいと思っています。

 昨今、商業的な立場からホタルを大量購入して乱舞させ、遠隔地域から遺伝的にも遠いホタルを移入しているような現状が見受けられますが、これらの動きには生態学的にも問題があります[嘉田由紀子:1997, 小澤祥司:2000]。しかしながら、ある地域のホタルが失われてしまった以上、出来る限りその地域固有の遺伝形態に近いホタルを継続的に保全することは、極めて重要なことでもあります。 一方で、これらの成果をビル屋上に空中庭園として導入することで、近年問題となっているビルの省エネルギー化、二酸化炭素削減などの環境問題,また情操教育・心の癒しなどの社会的効果が期待されます。

 α波の活性化が自殺者を少なくすると思います。偽物ではない本物の自然を今一度考えて見るのも大切です。


           内せせらぎでのモリアオガエル2

  内せせらきでのモリアオガエルさんです。

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