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ゲンジボタルの発光間隔について 

 ゲンジボタルの西日本型と東日本型では発光間隔が異なると世論界隈では騒がれている。しかし、疑問に思う人は少なくない。発光間隔を司る遺伝子は今のところ見つかっていないからである。発光間隔は温度しか有り得ない。西日本型及び東日本型と言われているゲンジボタルをインキュベーター等に入れ0.1℃づつ上げたり下げて検証してみると一目瞭然である。温度が上がるに連れ発光間隔は早くなる。逆に温度が下がれば発光間隔は遅くなる(ヘイケボタルも同様)。ホタルにとって1℃の上下は人間の体感温度の5℃に当てはめる事が出来る。仮に発光間隔がしっかりと分かれていれば、外気温に関わらず発光間隔は変化しないはずである。同時にホタルは求愛光であるので、2秒・4秒と決まっているならば、違う発光間隔同士では決して交尾は成立しない。2秒と4秒が交尾して3秒になるとは考え難い。

 現在、ルシフェリンの発光物質やルシフェラーゼの酵素反応は温度により左右される事は中学校レベルで教わっている所もある。ホタルの発光パターンが外気温で決まるとすると、その変化は温暖化が原因と考えられる。

 当施設では21世代目のホタルの世代交代をさせ、22世代目のゲンジボタル・ヘイケボタルの幼虫が孵化している。この実績は他に類を見ない。全国23カ所のホタル及びカワニナ、水生動植物を預かっている。また、ホタルやホタルに関わる様々な研究を行っている。その結果、発光パターンは温度差であっても、地域による個体差はあるといえる。ホタルの地域特性を無視して移動させている事は由々しき事態であり、許せない。生物多様性が騒がれている中で、ホタル保護団体組織がネットワーク等を利用し、裏でホタルを地域性を無視した売買をしている方が犯罪的行為ではないだろうか?


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