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ホタルの持つ意味 

 関東近辺でもなかなかホタルの姿は見る事が出来なくなった今日であるが、関東近辺でも自然繁殖のホタルを見る事が出来るが、数は年々減少している。
 
 ホタルはいつも豊かな水が流れ、しかもホタル幼虫の主食である大小の巻貝(カワニナ等)が沢山いなければならない。巻貝が成長するのには、藻類などの植物性の食物が必要不可欠である。藻類は、魚が排泄する糞を初め水中に溶けている有機質の栄養を取り入れて繁殖する。また、ホタルが産卵やサナギになるには川岸に苔や柔らかい土が必要である。

 田畑で使われている科学肥料や農薬が川に流れ込むと、ホタルの幼虫ばかりではなく様々な生物が死ぬ事になる。ホタルを増やすと言う事は、多くの生き物や生活環境との関わりが重要であるか理解しなければならない。現在、ホタルは自然界においても生息数が激減しており、その優雅な光の舞を見せる事が大変少なくなった。

 人工飼育を繰り返すだけでは本当のホタルの保護とは言え無いところもある。大切な事は、もう一度ホタルが沢山いたときの環境に近づけ、ホタルが小川や池や湿地帯などに住み着き自然に繁殖していくことが出来て初めて保護されたといえると思う。一度壊された自然環境を取り戻すのは大変難しいと思うが、板橋区ホタル飼育施設のホタルに限らず、一緒に生活している動植物を見てもらい一人一人が自然環境の大切さを理解してもらえれば幸い思う。

 自然の裏腹が人工ではない。人工も自然の一部である。例えば、水槽や濾過槽等々は人工で有っても、中に棲む生命体の命や生長は人工では無く自然の摂理に従っている。人工と言う言葉を使うと成れば、私達人間がこの地球上に存在しない法がベスト。便利な世の中に棲む人々(当然ながら私も含む)は代償として自然?を失ったと思う。人間は破壊の名人。

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*撮影:阿部宣男(板橋区ホタル飼育施設・ゲンジボタル内せせらぎ)
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